2025.8.6

目 [mé]、内海昭子、御徒町凧が大分・別府[ALTERNATIVE-STATE]で新作を発表

半年ごとに1組のアーティストを別府市に招聘し、4年間で8作品を制作する大分県別府市のアートプロジェクト[ALTERNATIVE-STATE]。その最終年度に当たる今年度のアーティストが発表された。

参考作品 内海昭子 たくさんの失われた窓のために 2006 新潟県越後妻有 ©︎ Jun Sanbonmatsu
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 半年ごとに1組のアーティストを別府市に招聘し、4年間で8つの作品を制作するアートプロジェクト[ALTERNATIVE-STATE](オルタナティブ・ステート)。その最後を飾るアーティストが発表された。

 同プロジェクトは、「世界を異なる形で再生させる旅の入口」をコンセプトに、混浴温泉世界実行委員会(大分県別府市)が実施するもので、これまでに6作品(2022年度招聘作家:サルキス、マイケル・リン/2023年度招聘作家:トム・フルーイン、栗林隆/2024年度招聘作家:中﨑透、齋藤精一) を市内各所に設置してきた。

 プロジェクトの最終年度である2025年度では、近年国内外で目覚ましい活躍を見せる現代アートチーム目 [mé]と内海昭子の2組を招聘。また、全作品が揃った際には、本プロジェクトと別府の街全体を多角的に楽しめる新たな仕掛けとして、詩人・作詞家の御徒町凧による音声作品『連環する 音と言葉の八つの断片』を日英両言語で全編公開する。

 作品の公開時期は、目 [mé]が今年12月、内海が26年2月を予定している。

参考作品 目 space 2020
青森県十和田市
Photo by Kuniya Oyamada