2025.4.24

「Art Fair Beppu 2025」が9月より開催。会場は磯崎新設計の「別府国際コンベンションセンター」に

大分県別府市を舞台とするアートフェア「Art Fair Beppu 2025」が今年も開催される。会期は9月27日〜29日。

別府国際コンベンションセンター ビーコンプラザ

 国内外から多くの観光客が訪れる温泉地・大分県別府市。ここを舞台とするアートフェア「Art Fair Beppu 2025」が今年も開催される。会期は9月27日〜29日。総合プロデューサーは山出淳也(Yamaide Art Office株式会社 代表取締役)、ディレクターはNPO法人 BEPPU PROJECT、クリエイティブディレクターはSPREAD(クリエイティブ・ユニット)がそれぞれ務める。

 2023年より開催される同アートフェアは、アーティストが会場に常駐している点を最大の特徴としている。初開催時は45組2回目となる24年9月の開催時には64組のアーティストが会場に集い、作品の展示・販売が行われた。

 この2回のプレ開催を経て実施される今年は、建築家・磯崎新によって設計された「別府国際コンベンションセンター ビーコンプラザ」へと会場を変更。出展アーティスト数や会場面積などを増やすことで、さらに規模を拡大したうえで開催されるという。

 また、同地では、別府市創造交流発信拠点「TRANSIT」をはじめ、レンタルスタジオ「BEPPU STUDIO」などの活動の拠点となり得る施設が次々とオープンしており、移住・滞在制作を行うアーティストも増えている現状がある。アートフェアの開催を通じて、企業や地域と協力を図りながら、この文化的社交場を世界へと発信。西日本・アジア地区における新たなアートマーケットを創出し、地域経済へ貢献することを目指すという。

 なお、同アートフェアへの公募は5月1日より受付開始。申し込みの詳細は公式ウェブサイトより確認してほしい。