
2025台北ビエンナーレ「地平線上の囁き」レポート。現世を変える「思慕」の力
第14回目の台北ビエンナーレが、11月1日、台北市立美術館で開幕した。「地平線上の囁き」(Whispers on the Horizon) というテーマのもと、全世界37都市からの72人のアーティストによる、34点の委嘱制作や現地制作を含む150点の作品が展示されている。現地から展覧会レポートをお届けする。

第14回目の台北ビエンナーレが、11月1日、台北市立美術館で開幕した。「地平線上の囁き」(Whispers on the Horizon) というテーマのもと、全世界37都市からの72人のアーティストによる、34点の委嘱制作や現地制作を含む150点の作品が展示されている。現地から展覧会レポートをお届けする。

東京エディション虎ノ門を会場に、レジェンドとして知られるアーティスト・FUTURAを迎えてトークイベントが行われた。スペシャルゲストに藤原ヒロシ、KAWSが登壇。「FUTURA in Conversation with Hiroshi Fujiwara and KAWS」のレポートと、美術手帖に向けてFUTURAが特別に応じてくれたメールインタビューの内容をお届けしたい。

ポーラ美術館で、「SPRING わきあがる鼓動」展がスタート。開館以来初めて「箱根」という土地そのものに焦点を当て、自然、歴史、身体、そして情報へと連なる創造の運動を描き出す本展をレポートする。

大阪中之島美術館で「拡⼤するシュルレアリスム 視覚芸術から広告、ファッション、インテリアへ」が始まった。

現在、アムステルダムのEye Film Museumで開催されている「Tilda Swinton: Ongoing」は、ティルダ・スウィントンの創作の源にある共作者とのコラボレーションに焦点を当てた展覧会である。12月6日に行われたスウィントンと写真家ティム・ウォーカー、スタイリストのジェリー・スタフォードによるトーク「Higher Parasol」の模様も交えつつ、現地からレポートする。

ポーラは12月12日、グローバル旗艦店「ポーラ ギンザ」をリニューアルオープン。建築・音響・照明・香りの専門家が参加し、五感を用いた“美の体験空間”が誕生した。

渋谷クラブクアトロで、「Scaffold #2」が12月22日に開催される。出演者は、マイケル・スミス、ジム・オルーク、石橋英子、五木田智央など。

レンブラントによる希少な動物画《Young Lion Resting(休む若いライオン)》が、2026年2月にサザビーズで競売にかけられる。予想落札価格は1500万〜2000万ドルとなっており、収益は野生ネコ科動物の保護団体「Panthera」に寄付される予定だ。

今週閉幕する/開幕した展覧会のなかから、とくに注目したいものをピックアップしてお届け。なお、最新情報は各館公式サイトを参照してほしい。

大谷石の産地である栃木県宇都宮市大谷町にあった「旧・山本園大谷グランドセンター」がリノベーションされ、「大谷グランド・センター」としてオープンを迎えた。

東京・青山にある根津美術館で、企画展「綾錦 -近代西陣が認めた染織の美-」が開催される。会期は12月20日〜2026年2月1日。

今年のターナー賞にニーナ・カルーが選出された。障害のあるアーティストの受賞が、新たな時代の幕開けになることが期待されている。

東京・初台にある東京オペラシティアートギャラリーで「カイ・フランク展 時代を超えるフィンランド・デザイン」が開催される。会期は2027年1月16日〜3月22日。

立命館大学が2026年4月に開設を予定する「デザイン・アート学部/同研究科」。これに先立ち、同大は同学部/研究科に教授としても着任するロボットデザイナー/美術家・松井龍哉およびフラワー・ロボティクスとともに新たな共同プロジェクトを始動させた。デザインとアート、そしてロボティクスが交わる未来の教育と創造の現場とは?

東京・広尾の山種美術館で、特別展「LOVE いとおしい…っ! -鏑木清方の恋もよう、奥村土牛のどうぶつ愛-」が開幕した。会期は2026年2月15日まで。会場の様子をレポートする。

リチャード・タトルと青木淳による二人展「ほぼ空:青木淳+リチャード・タトル」が、東京・初台の東京オペラシティアートギャラリーで開催。会期は2026年7月18日〜9月23日。

金沢の国立工芸館で、移転開館5周年記念 令和6年能登半島地震復興祈念「工芸と天気展 -石川県ゆかりの作家を中心に-」展がスタートした。会期は2026年3月1日まで。

2027年に開催される「第9回横浜トリエンナーレ」が会期とアーティスティック・ディレクターを発表した。

東京オペラシティ アートギャラリーにて、ダン・グレアムの包括的な回顧展が2026年10月17日〜12月20日の会期で開催される。寺田コレクションの秋景展、若手作家・田中藍衣の新作展示も同時期に展開される。

11月1日から3日、ニュウマン新宿のルミネゼロで「LUMINE ART FAIR -My 1_st Collection vol.4-」が開催された。初めてアート作品を購入する来場者が多数というアートフェアをルミネが開催する意図とは。
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