
米山舞インタビュー。アニメーターであり続けるからこそ見える新しい時代の表現
アニメーター、イラストレーター、映像ディレクター、アーティストと多岐にわたる活躍をみせる米山舞。その新作個展「YONEYAMA MAI EXHIBITION “arc”」(銀座 蔦屋書店 GINZA ATRIUM、12月6日〜28日)に際し、その創作について話を聞いた。

アニメーター、イラストレーター、映像ディレクター、アーティストと多岐にわたる活躍をみせる米山舞。その新作個展「YONEYAMA MAI EXHIBITION “arc”」(銀座 蔦屋書店 GINZA ATRIUM、12月6日〜28日)に際し、その創作について話を聞いた。

第14回目の台北ビエンナーレが、11月1日、台北市立美術館で開幕した。「地平線上の囁き」(Whispers on the Horizon) というテーマのもと、全世界37都市からの72人のアーティストによる、34点の委嘱制作や現地制作を含む150点の作品が展示されている。本展のキュレーターを務めるサム・バードウィルとティル・フェルラスに展覧会のねらいやテーマの選定についてインタビューした。

東京・表参道のエスパス ルイ・ヴィトン東京で開催中のアンディ・ウォーホル「SERIAL PORTRAITS - SELECTED WORKS FROM THE COLLECTION」展を藤原ヒロシが訪れた。日本のカルチャーシーンの一翼を担ってきたクリエイターの目に、ポップ・アートを生んだアンディ・ウォーホル作品はどう映ったのか。

草間彌生「INFINITY - SELECTED WORKS FROM THE COLLECTION」展が開かれているエスパ ス ルイ・ヴィトン大阪を、NHK連続テレビ小説『虎に翼』やドラマ『恋せぬふたり』などで知 られる脚本家・小説家の吉田恵里香が訪問。稀代のストーリーメーカーの目に、草間彌生作品 はどう映ったのか。

リクルートホールディングスが運営するアートセンターBUGで、「バグスクール2025:モーメント・スケープ」が12月17日から2026年2月8日まで開催される。7人のアーティストによるグループ展、日々行われる参加型プログラム、会場での作品購入が有機的に組み合わさった企画だ。今年で第3回を迎え、すっかり年末の恒例行事となった同プロジェクトについて、立ち上げからゲストキュレーターとして携わる池田佳穂と、参加アーティストのAokid、芦川瑞季、吉田勝信が語る。

アジアにおいてもっとも重要なアートフェアである「アート・バーゼル香港」。そのディレクターを務めるアンジェル・シヤン=ルーが来日し、同フェアの今後の戦略、そして日本のマーケットについて語った。

科学分析調査などを経て、贋作だと判断された高知県立美術館所蔵のハインリヒ・カンペンドンクの油彩画《少女と白鳥》。同館では、本作の公開を含む特別展示・調査報告「再考《少女と白鳥》 贋作を持つ美術館で贋作について考える」が開催された。一連の調査や展覧会の開催について、塚本麻莉(高知県立美術館学芸員)と、科学調査の実施兼本展監修者である田口かおり(修復家・京都大学准教授)に話を聞いた。

2000年、京都国立博物館で開催された「特別展覧会 没後200年 若冲展」が9万人を動員した。それは日本美術が「専門家の世界」から「誰もが楽しめる文化」へと変わる決定的な瞬間だった。あれから25年──展覧会の企画、著作、メディア出演を通して日本美術を社会に“ひらいて”きた美術史家・山下裕二に、教え子でキュレーターの小金沢智が、この四半世紀の変化とこれからを聞いた。

東京都現代美術館で国内初となる本格的なミッドキャリア個展「笹本晃 ラボラトリー」を開催している笹本晃。その制作の芯に迫る。

フランス・パリとロンドンを拠点に制作活動を行うアニー・モリスとイドリス・カーンは、夫婦でありながらそれぞれが異なるアプローチで「喪失」「記憶」「時間」といったテーマを追究してきた。KOTARO NUKAGA(六本木・天王洲)での日本初個展に際して来日した2人の制作に迫る。

2023年3月に、この世を去った音楽家・坂本龍一。その晩年の闘病と創作の軌跡を日記とともに辿ったドキュメンタリー映画『Ryuichi Sakamoto: Diaries』が11月28日より公開。坂本と親交があり、この作品で坂本の日記を朗読した田中泯が、坂本龍一と「死」、そして「言葉」について語った。

ベルリンを拠点とするフランス系スイス人アーティスト ジュリアン・シャリエールが、東京で2ヶ所同時に個展「conversations with nature 2025」を開催中(〜11月9日)。シャンパーニュメゾン「ルイナール」とのコラボレーションによって進められてきたプロジェクトの成果を発表するものだ。展示とプロジェクトの全貌について、アーティスト本人が語った。

東京・表参道にこの10月、地上3階建+屋上フロアの規模を有する大型ギャラリーが出現した。西麻布から移転したア・ライトハウス・カナタである。今後ここでどのような活動が展開されていくのか。創業者の青山和平に話を聞いた。

スペインを代表するアーティストのひとりであるミケル・バルセロ。1982年に国際美術展「ドクメンタ7」でデビューして以来、第一線で活躍を続ける作家が、初めて信楽焼の作品を手がけ、ファーガス・マカフリー東京で披露した。かねてより親交がある美術史家で慶應義塾大学教授の松田健児がその制作について聞いた。

2025年8月、新たなオークション会社が誕生した。「競争」ではなく「共創」の姿勢を打ち出すその背景にはどのような意図があるのか、専務取締役の朝倉卓也氏、営業部長兼西洋担当の工藤綾女氏、東洋美術担当の後藤美和氏、ジュエリー担当の鈴木かほる氏の、キーパーソン4名に話を聞いた。

日本と香港を代表する巨大美術館である国立新美術館とM+。両館が初めて協働キュレーションした展覧会「時代のプリズム:日本で生まれた美術表現 1989-2010」にあわせ、館長同士の対談が実現した。国を超えた美術館の協働がもたらす意義とは?

世界の優れた芸術家に贈られる「高松宮殿下記念世界文化賞」を受賞したピーター・ドイグ。彼が語る、アーティスト、絵画の役割とは?

世界の優れた芸術家に贈られる「高松宮殿下記念世界文化賞」を彫刻部門で受賞したマリーナ・アブラモヴィッチ。肉体や精神の限界に挑む過激な表現を通じて、芸術の本質を追い求めたアーティストが語るものとは?

ミヅマアートギャラリーで開催中の名もなき実昌 × 梅沢和木 企画展「MAD IMAGE」は、16組のアーティストが参加する企画展だ。本展を企画した名もなき実昌と梅沢和木に展覧会が目指したこと、そしてカオス*ラウンジの活動停止以降のキャラクター絵画のあり方について話を聞いた。

六本木ヒルズの東京シティビュー&森アーツセンターギャラリーを会場に、「la Galerie du 19M Tokyo」が10月20日まで開催されている。同展に参加したシャネルを支える2つのメゾンのアーティスティック ディレクター、「ルサージュ」のユベール・バレールと「ルマリエ」のクリステル・コシェールに、メゾンが目指すことや服飾や装飾にかける思いなどについて話を聞いた。
雑誌『美術手帖』最新号を毎号お届け。
さらに2018年6月号以降の全ページが電子書籍で読み放題。

初回お届け
2026年1月号
特集「韓国の現代アート最前線」
プレミアムプラス会員
¥850 / 月