新宿歌舞伎町春画展ー文化でつむぐ「わ」のひととき

　新宿歌舞伎町能舞台で「新宿歌舞伎町春画展ー文化でつむぐ『わ』のひととき」が開催される。

　本展では、浦上蒼穹堂代表・浦上満の春画コレクションのなかから、菱川師宣、喜多川歌麿、葛飾北斎、歌川国芳など、江戸時代初期から幕末に制作された春画約100点を新宿歌舞伎町能舞台に展示。

　浦上は、「北斎漫画」の世界一のコレクターにして、春画のコレクターでもあり、春画の魅力を日本に世界に発信する第一人者だ。2013年ロンドンの大英博物館で開催された「春画 日本美術の性とたのしみ」の出品者でスポンサーとして携わり、さらに2015年には東京・永青文庫で開催された日本初の「春画展」の実現に尽力した。

　アートディレクターに林靖高（Chim↑Pom from Smappa!Group）を迎え、本舞台や橋掛り、楽屋や客席にいたるまで、新宿歌舞伎町能舞台を全面的に活用した展示空間をつくり出す。