国立西洋美術館のロダン彫刻全60点が3Dモデルに。「みんなの3Dロダン図鑑」を公開
国立西洋美術館が、同館所蔵のオーギュスト・ロダンの彫刻の3Dモデルを見ることができる「みんなの3Dロダン図鑑」をリリースした。

東京・上野の国立西洋美術館が、同館が所蔵するオーギュスト・ロダンの彫刻の3DモデルをスマートフォンやPCで見ることができる「みんなの3Dロダン図鑑」をリリースした。
サイトには同館が所蔵するロダン彫刻全60作品の3Dモデルを掲載。スマートフォン・PCなどの画面上で、指やマウスを使って回転、拡大、縮小しながら自由に作品を鑑賞できる。上から見る、近接して見る、群像の中に入って見る、下から見るなど、実物を鑑賞する際には難しい角度・距離からの作品鑑賞が体験可能だ。


世界有数のロダンコレクションを所蔵しているものの、展示スペースや作品の保存の観点から、鑑賞の機会が限定されてきた同館のロダンコレクション。同館は、より多くの人々が鑑賞できる場として3Dモデルをウェブサイト上で公開することにしたとしている。