「若冲・応挙合作ミニ屏風」セット券も。大阪中之島美術館「日本美術の鉱脈展」の前売券が発売中
大阪中之島美術館で、「日本美術の鉱脈展 未来の国宝を探せ!」が6月21日〜8月31日に開催。その前売券として、伊藤若冲と円山応挙による合作屏風をモチーフとした「ミニ屏風」と、一般鑑賞券1枚がセットになった「グッズセット券」が販売されている。

大阪中之島美術館で、「日本美術の鉱脈展 未来の国宝を探せ!」が6月21日〜8月31日に開催。その前売券の販売がスタートした。
この前売券は、本展における注目の出展作であり、伊藤若冲と円山応挙が初めて合作したとされる新発見の屏風《竹鶏図屏風》(伊藤若冲)と《梅鯉図屏風》(円山応挙)をモチーフとしたミニ屏風と、鑑賞券1枚がついた「グッズセット券」となる。税込価格は7000円、販売期間は6月20日 23:59まで。
なお、本展では、若冲をはじめとする奇想の画家たちや、霊彩・雪村周継・式部輝忠といった室町時代の水墨画、長谷川巴龍や素人が描いたとされる素朴絵、幕末から明治にかけて生まれた洋画家・原田直次郎による奇天烈なエスキース、初代宮川香山など超絶技巧として注目を集める工芸作品、大正から昭和期の不染鉄や牧島如鳩による作品、そして、重要文化財の「深鉢型土器」など、いまだ知られていない国内美術館の収蔵品を多数紹介予定。とくに見どころとされるのが、この伊藤若冲と円山応挙による合作屏風であり、ふたりの交流を決定づける資料としても注目される。