広島市現代美術館で、特別展「被爆80周年記念 記憶と物 ―モニュメント・ミュージアム・アーカイブ―」が開催
広島市現代美術館で、特別展「被爆80周年記念 記憶と物 ―モニュメント・ミュージアム・アーカイブ―」が開催される。会期は6月21日~ 9月15日。

広島市現代美術館で、特別展「被爆80周年記念 記憶と物 ―モニュメント・ミュージアム・アーカイブ―」が開催される。会期は6月21日~ 9月15日。
本展は、戦争や原爆の記憶と美術表現との関係をテーマとし、戦中の銅像やそのつくり手、戦後に再建された像の例から、それらが関係した記憶の形成、忘却、再構成について思考を巡らせるものとなる。また、モニュメント、ミュージアム、アーカイヴといった記憶形成にかかわる物や活動に関心を持ち、主題として取り扱うアーティストによる近年の試みや、「ヒロシマ」をテーマとした同館のコレクションをあわせて展示することで、過去の営みと対話的に向きあう姿勢や、表現や制度を通して形成される戦争の記憶、当事者性、過去を継承する可能性についての対話的と建設的な議論、そして思索の場を提起するという。
なお、会期中には「コレクション展2025-Ⅰ」(4月26日〜 8月24日)、「コレクション展2025-Ⅱ」(9月6日〜 2026年2月1日)もA展示室で開催されている。毎月第3日曜日にはコレクション展を無料で鑑賞できる「ハロー!コレクションデー」が実施されているほか、毎月第1日曜日の10:30からは、コレクション展の対話型鑑賞会も行われている(先着6名程度、当日受付)。地元の方々はぜひこちらにも参加してみてはいかがだろうか。