EXHIBITIONS
ミヒャエル・ボレマンス 青柳龍太 五十嵐大地 橋本晶子|無音 silence
ギャラリー小柳で「無音 silence」が開催される。
「無音」とは、音がしないこと、あるいは音が聞こえないことを意味する言葉だ。実際には音がまったく発生しない状態というのは、世界に大気がある限り起こりえないが、もしも世界から一切の音が消えたなら、そこにはどのような体験が待っているのか。
本展では、ベルギーの芸術家ミヒャエル・ボレマンスの映像作品《Taking Turns》と、静けさを生み出す作家、青柳龍太、五十嵐大地、橋本晶子の3名の新作を展観する。
ボレマンスの映像作品《Taking Turns》は、下肢がない少女が描かれた一連の絵画作品《Automat》から派生したもので、2014年にギャラリー小柳で開催した個展以来、日本では11年ぶりの公開となる。
青柳龍太は、自らの感性で見つけ出し、収集したモノを正方形の限られた空間に精緻に配置するインスタレーション作品を発表する。また、五十嵐大地は、食器や動物の骨などをモチーフに、不可逆な時間の経過やそれが織りなす事物の変化をとらえた静物画を展示。橋本晶子は「離れた場所に、いまここで触れる」というテーマにもとづき、絵画に描かれた場所と観者がいる場所を結びつけ、鑑賞者がふたつの世界を行き来する作品を紹介する。
「無音」とは、音がしないこと、あるいは音が聞こえないことを意味する言葉だ。実際には音がまったく発生しない状態というのは、世界に大気がある限り起こりえないが、もしも世界から一切の音が消えたなら、そこにはどのような体験が待っているのか。
本展では、ベルギーの芸術家ミヒャエル・ボレマンスの映像作品《Taking Turns》と、静けさを生み出す作家、青柳龍太、五十嵐大地、橋本晶子の3名の新作を展観する。
ボレマンスの映像作品《Taking Turns》は、下肢がない少女が描かれた一連の絵画作品《Automat》から派生したもので、2014年にギャラリー小柳で開催した個展以来、日本では11年ぶりの公開となる。
青柳龍太は、自らの感性で見つけ出し、収集したモノを正方形の限られた空間に精緻に配置するインスタレーション作品を発表する。また、五十嵐大地は、食器や動物の骨などをモチーフに、不可逆な時間の経過やそれが織りなす事物の変化をとらえた静物画を展示。橋本晶子は「離れた場所に、いまここで触れる」というテーマにもとづき、絵画に描かれた場所と観者がいる場所を結びつけ、鑑賞者がふたつの世界を行き来する作品を紹介する。