EXHIBITIONS

夢みる!歌麿、謎めく?写楽—江戸のセンセーション

2025.06.03 - 07.02, 2025.07.07 - 08.06

喜多川歌麿 高島おひさ 江戸時代後期 大判錦絵 慶應義塾蔵 前期展示

東洲斎写楽 市川鰕蔵の竹村定之進 1794(寛政6) 大判錦絵 慶應義塾蔵 後期展示

 慶應義塾ミュージアム・コモンズで「夢みる!歌麿、謎めく?写楽—江戸のセンセーション」が開催されている。

 本展では、経済学者で慶應義塾の塾長(代理)を務めた高橋誠一郎が収集した「高橋誠一郎 浮世絵コレクション」を紹介。高橋コレクションの公開普及事業として2回目の開催となる本展では、江戸時代後期を代表する浮世絵の喜多川歌麿と東洲斎写楽に着目した。美人画の名手であった歌麿と、役者絵で名を馳せた写楽の浮世絵を中心に、ふたりの版元・蔦屋重三郎の関連資料や、同時代に活躍したほかの絵師たちの作品もあわせて紹介する。

 また、今回の展示は、写楽の貴重な浮世絵版画を借用し、高橋コレクションとともに鑑賞できる空間を創出。美人画と役者絵の競演を堪能してほしい。

 なお、会期中に一部作品の展示替えが行われる。