EXHIBITIONS
コレクションルーム 夏期 特集
洋画の夜明け―黒田重太郎にならって
京都市京セラ美術館で、コレクションルーム夏期特集「洋画の夜明け―黒田重太郎にならって」が開催される。
京都洋画壇の重鎮であった黒田重太郎は、画家であると同時に多作な⽂筆家でもあった。その著作は、フランスを中⼼とするヨーロッパの美術動向を伝え、⻄洋美術受容において重要な役割を果たした。1947年に出版された『京都洋画の黎明期』は、京都を中⼼にすえた⽇本洋画全体の発展経過が体系的に記述されており、2006年に増補改訂版が刊⾏されるなど現在においても京都洋画壇を語るうえで⽋くことのできない⼀冊だ。
本展では、黒田が紡いだ京都洋画壇の形成過程を所蔵品でたどり、紹介する。先覚として登場する⽥村宗⽴から京都府画学校設⽴と関⻄美術会の結成、そして浅井忠の京都来住まで、京都洋画の発展の礎を展覧する。
京都洋画壇の重鎮であった黒田重太郎は、画家であると同時に多作な⽂筆家でもあった。その著作は、フランスを中⼼とするヨーロッパの美術動向を伝え、⻄洋美術受容において重要な役割を果たした。1947年に出版された『京都洋画の黎明期』は、京都を中⼼にすえた⽇本洋画全体の発展経過が体系的に記述されており、2006年に増補改訂版が刊⾏されるなど現在においても京都洋画壇を語るうえで⽋くことのできない⼀冊だ。
本展では、黒田が紡いだ京都洋画壇の形成過程を所蔵品でたどり、紹介する。先覚として登場する⽥村宗⽴から京都府画学校設⽴と関⻄美術会の結成、そして浅井忠の京都来住まで、京都洋画の発展の礎を展覧する。