森美術館名誉理事長・森佳子が「森現代芸術財団」を設立。海外キュレーター招聘とアワードを実施
森美術館の初代理事長を務め、現在は名誉理事長である森佳子が「森現代芸術財団」を設立。「キュレーターレジデンスプログラム」と「森アートアワード」を実施する。

森美術館の初代理事長で、名誉理事⻑の森佳⼦が、⽇本の現代美術を国際的に発信することを⽬的とした⼀般財団法⼈森現代芸術財団(Mori Contemporary Art Foundation/MoriCAF)を設⽴した。同財団は海外キュレーター招聘と、アワードの実施という2つのプログラムによって活動する。
森は本アワード設立について、次のようにコメントしている。
「⽇本には優れた才能のあるアーティストが数多くいるにもかかわらず、彼らが世界に紹介される機会がまだまだ限られているということです。⽇本の現代アートをもっと世界の舞台へ、との思いを⻑年抱いてきましたが、このたび、美術館という枠組みとは異なるかたちで、個⼈として継続的にアーティストを⽀援していくために、「森現代芸術財団」を設⽴致しました」(プレスリリースより)