特別展示「アイヌ民族と博覧会 ―150年の経験―」が国立アイヌ民族博物館と国立歴史民俗博物館で共同開催へ
国立アイヌ民族博物館と国立歴史民俗博物館で、特別展示「アイヌ民族と博覧会 ―150年の経験―」(国立アイヌ民族博物館:6月20日~8月23日、国立歴史民俗博物館:10月6日~11月29日)が共同開催される。

北海道・白老の国立アイヌ民族博物館と、千葉・佐倉の国立歴史民俗博物館で、特別展示「アイヌ民族と博覧会 ―150年の経験―」(国立アイヌ民族博物館:6月20日~8月23日、国立歴史民俗博物館:10月6日~11月29日)が共同開催される。
1851年のロンドン万博以降、博覧会は帝国主義や殖産興業を背景に各地で開催され、アイヌ民族も様々なかたちでこれに関わってきた。博覧会への参加において、アイヌ民族には多様な思いや選択、困難や葛藤があったことは想像に難くない。
本展は、国立アイヌ民族博物館が2021年から23年にかけて実施した調査研究プロジェクト「近現代アイヌ民族史(誌)と博物館展示をめぐる実証的研究」の成果をもとに、さらなる調査や研究を重ねて実現したものだ。展示では、これまで開催されてきた博覧会に出展・参加したアイヌ民族やその仲介者、さらには「見る側」と「見られる側」の相関関係に焦点を当て、博覧会におけるアイヌ民族の150年にわたる足跡をたどる。
アイヌ民族が博覧会という舞台で何を経験し、どのような文化表象を担い、また眼差されてきたのか。本展では、その歴史を多角的に見つめ直すことを試みる。
なお、国立歴史民俗博物館では、総合展示第5室「近代」が3月17日にリニューアルオープン。メインとなるテーマを補完するかたちで、「アイヌにとっての近代」といった視点も新たに提示されている。





