「諏訪敦|きみはうつくしい」がWHAT MUSEUMで開催。新作を中心に約80点を展示
現代日本の絵画におけるリアリズムを牽引する画家・諏訪敦の3年ぶりとなる大規模個展「諏訪敦|きみはうつくしい」が、東京・天王洲のWHAT MUSEUMで開催される。

寺田倉庫が運営する「WHAT MUSEUM(ワットミュージアム)」で、画家・諏訪敦にとって約3年ぶりとなる大規模個展「諏訪敦|きみはうつくしい」が開催される。会期は9月11日〜2026年3月1日。
諏訪敦は1967年北海道生まれ。武蔵野美術大学大学院造形研究科修士課程美術専攻油絵コース修了。94年に文化庁芸術家派遣在外研修員としてスペインに滞在。翌95年にスペインの第5回バルセロ財団主催 国際絵画コンクールで大賞受賞。2018年より武蔵野美術大学造形学部油絵学科教授。主な展覧会に「諏訪敦絵画作品展 どうせなにもみえない」(諏訪市美術館、2011)、「諏訪敦 HARBIN 1945 WINTER」(成山画廊、2016)、「諏訪敦 眼窩裏の火事」(府中市美術館、2022)などがある。

ポートレート撮影=野村佐紀⼦
本展は、約80点を展示することで諏訪の現在に至るまでの制作活動の変遷を多角的に紹介するもの。うち約30点は、本展のために制作した静物画をはじめとする初公開作品だ。展示構成はキュレーターの宮本武典が担当。