EXHIBITIONS
藤本由紀夫、今村源、中原浩大、名和晃平「Treasure 2 - Nomart Editions Published Works -」
ギャラリーノマルで、藤本由紀夫、今村源、中原浩大、名和晃平による展覧会「Treasure 2 - Nomart Editions Published Works -」が開催されている。
1989年から現在に至るまで、現代美術作家とともに1000点を超えるエディション&マルチプル作品を世に送り出してきた「版画工房ノマルエディション」。作家とのコミュニケーションのなかから紡ぎ出された自由で独創的なアイデアと、試行錯誤の繰り返しから磨き上げられた技術力で、その場所からしか生まれえない作品を数多く制作してきた。
そのメインとなるのは、シルクスクリーンプリントによる版画作品。これまで版画制作を専門とする作家はもとより、彫刻家や画家、写真家などとも表現手法の垣根を超えて、各人の専門性を反映させたアイデアとスクリーンプリントならではの表現をかけあわせたユニークな作品をつくり出してきた。
また、もうひとつの特徴として挙げられるのは、マルチプル作品の制作だ。その素材や技法は様々で、時にはデジタルメディアを駆使しながらも最終的には手仕事による細かな造作を重ね、多くの作品が生み出されてきた。
2021年、それらの作品から14名の作家、計36点の作品を選んで展示した展覧会「Treasure 1」が開催された。このタイトルは、昨年11月に急逝したディレクター・林聡によるもので、1点1点に思い入れのある作品を「Treasure(宝石)」にたとえ「つくる楽しさ、見る刺激、購入する喜び」を鑑賞者と共有する展覧会を標榜した。
その企画の第2弾となる本展は、主に近年制作された作品から、藤本由紀夫、中原浩大、今村源、名和晃平の4名の作家とともにつくり出された作品を特集して紹介。いずれも関西を拠点に制作活動を続けている国内を代表する作家たちだ。出品作品のなかには、過去に美術館でしか発表されていないものや、本展にあわせて制作された新作も発表を予定している。
1989年から現在に至るまで、現代美術作家とともに1000点を超えるエディション&マルチプル作品を世に送り出してきた「版画工房ノマルエディション」。作家とのコミュニケーションのなかから紡ぎ出された自由で独創的なアイデアと、試行錯誤の繰り返しから磨き上げられた技術力で、その場所からしか生まれえない作品を数多く制作してきた。
そのメインとなるのは、シルクスクリーンプリントによる版画作品。これまで版画制作を専門とする作家はもとより、彫刻家や画家、写真家などとも表現手法の垣根を超えて、各人の専門性を反映させたアイデアとスクリーンプリントならではの表現をかけあわせたユニークな作品をつくり出してきた。
また、もうひとつの特徴として挙げられるのは、マルチプル作品の制作だ。その素材や技法は様々で、時にはデジタルメディアを駆使しながらも最終的には手仕事による細かな造作を重ね、多くの作品が生み出されてきた。
2021年、それらの作品から14名の作家、計36点の作品を選んで展示した展覧会「Treasure 1」が開催された。このタイトルは、昨年11月に急逝したディレクター・林聡によるもので、1点1点に思い入れのある作品を「Treasure(宝石)」にたとえ「つくる楽しさ、見る刺激、購入する喜び」を鑑賞者と共有する展覧会を標榜した。
その企画の第2弾となる本展は、主に近年制作された作品から、藤本由紀夫、中原浩大、今村源、名和晃平の4名の作家とともにつくり出された作品を特集して紹介。いずれも関西を拠点に制作活動を続けている国内を代表する作家たちだ。出品作品のなかには、過去に美術館でしか発表されていないものや、本展にあわせて制作された新作も発表を予定している。