収蔵作品展　ねこさがし　いぬさがし

　佐倉市立美術館で「収蔵作品展　ねこさがし　いぬさがし」が開催されている。

　毎年開催されている春のイベント「桜に染まるまち、佐倉」では、今年のメインヴィジュアルに絵本『かくれねこ』などで知られる作家・shimizuのイラストが使われている。それに伴い、同館では猫と犬というモチーフに注目した展覧会を開催。ペットとして、最近では家族の一員として、私たちの身近な動物である猫と犬は、古くから造形作品のモチーフともされてきた。

　本展では、そんな猫と犬を同館の収蔵作品のなかから取り上げる。日本画や図案、挿絵などに猫や犬を描いた佐倉ゆかりの画家・浅井忠。また、猫のモチーフで知られる春日部たすくの水彩画、犬についての著書を持つ池田満寿夫の版画など、昭和の作品にも登場している。さらに佐倉市内で見られるイベントポスターや広報キャラクターなどにも広げ、猫や犬のヴィジュアルイメージを探っていく。