EXHIBITIONS
松井智惠展「Picture−リチャペル・アテル」
MEMで、松井智惠の個展「Picture−リチャペル・アテル」が開催される。
松井智惠は1960年大阪府生まれ。84年京都市立芸術大学大学院美術研究科修了。1980年代からインスタレーション作品を⼿がけ、ヴェネチア・ビエンナーレ、ニューヨーク近代美術館などに出品し国際的にも広く紹介されてきた。2000年以降は「ハイジ」シリーズを中⼼に映像作品を制作。インスタレーション、映像作品と平⾏して、ドローイングも描き続けている。
今回の展示は2017年より継続している「Picture」シリーズの第4弾で、23年の「絵の仲間−幕間」に続いてパステルをメインに⽔彩の複合技法、油彩、ネオンの作品を展⽰する。
本展のタイトルには、松井が24年に制作した「リチャペル・アテル」という作品の題が使用されている。作品には、版画技法のモノタイプによって転写されることで、もとの絵が反転して鏡合わせの架空の世界が現れており、その絵の世界の住⼈に、松井が造語によって名付けたのが「リチャペル・アテル」である。本展は、「リチャペル・アテル」がいる世界を舞台に構成し、その⼊⼝として短い物語が付随している。また展覧会の副題には、「発するもの、抑えるもの」という⾔葉が添えられている。
松井智惠は1960年大阪府生まれ。84年京都市立芸術大学大学院美術研究科修了。1980年代からインスタレーション作品を⼿がけ、ヴェネチア・ビエンナーレ、ニューヨーク近代美術館などに出品し国際的にも広く紹介されてきた。2000年以降は「ハイジ」シリーズを中⼼に映像作品を制作。インスタレーション、映像作品と平⾏して、ドローイングも描き続けている。
今回の展示は2017年より継続している「Picture」シリーズの第4弾で、23年の「絵の仲間−幕間」に続いてパステルをメインに⽔彩の複合技法、油彩、ネオンの作品を展⽰する。
本展のタイトルには、松井が24年に制作した「リチャペル・アテル」という作品の題が使用されている。作品には、版画技法のモノタイプによって転写されることで、もとの絵が反転して鏡合わせの架空の世界が現れており、その絵の世界の住⼈に、松井が造語によって名付けたのが「リチャペル・アテル」である。本展は、「リチャペル・アテル」がいる世界を舞台に構成し、その⼊⼝として短い物語が付随している。また展覧会の副題には、「発するもの、抑えるもの」という⾔葉が添えられている。