EXHIBITIONS
京都の巨匠・木島櫻谷 画三昧の生涯
福田美術館/嵯峨嵐山文華館で「京都の巨匠・木島櫻谷 画三昧の生涯」が開催される。
木島櫻谷(1877〜1938)は、伝統を受け継ぎながら徹底した写生を礎に独自の画境を切り開いた近世の巨匠。本展では、櫻谷の到達点を示す代表作はもちろん、約100年以上のあいだ行方不明だった櫻谷と岸竹堂の共作《嵐山清流》など新収蔵品の数々も紹介する。
第1会場である福田美術館では、櫻谷の若き日の意欲作《細雨・落葉》や、第6回文展の出品作《寒月》(京都市美術館蔵・2週間限定展示)、第7回文展の出品作《駅路之春》など名画の数々を展示。また、櫻谷が師事した今尾景年をはじめ、私淑していた菊池容斎、木島家と交流のあった岸岱、岸竹堂など周辺の画家たちの作品も取り上げ、櫻谷芸術の源流を追究する。
第2会場の嵯峨嵐山文華館では櫻谷作品とともに、櫻谷に続いて衣笠にアトリエを構えた画家たちの作品、菊池契月《在五中将》、堂本印象《鳥流玄泳》、小野竹喬《比叡》、徳岡神泉《鯉》なども紹介する。同時代を生き、同じ環境を求めた彼らの芸術が一堂に集うだけでなく、品の展示などを通して生涯画家であり続けた櫻谷の人となりにも焦点をあてる。
木島櫻谷(1877〜1938)は、伝統を受け継ぎながら徹底した写生を礎に独自の画境を切り開いた近世の巨匠。本展では、櫻谷の到達点を示す代表作はもちろん、約100年以上のあいだ行方不明だった櫻谷と岸竹堂の共作《嵐山清流》など新収蔵品の数々も紹介する。
第1会場である福田美術館では、櫻谷の若き日の意欲作《細雨・落葉》や、第6回文展の出品作《寒月》(京都市美術館蔵・2週間限定展示)、第7回文展の出品作《駅路之春》など名画の数々を展示。また、櫻谷が師事した今尾景年をはじめ、私淑していた菊池容斎、木島家と交流のあった岸岱、岸竹堂など周辺の画家たちの作品も取り上げ、櫻谷芸術の源流を追究する。
第2会場の嵯峨嵐山文華館では櫻谷作品とともに、櫻谷に続いて衣笠にアトリエを構えた画家たちの作品、菊池契月《在五中将》、堂本印象《鳥流玄泳》、小野竹喬《比叡》、徳岡神泉《鯉》なども紹介する。同時代を生き、同じ環境を求めた彼らの芸術が一堂に集うだけでなく、品の展示などを通して生涯画家であり続けた櫻谷の人となりにも焦点をあてる。