EXHIBITIONS

特別展

CELADON―東アジアの青磁のきらめき

国宝飛青磁花生元 14世紀 大阪市立東洋陶磁美術館(住友グループ寄贈/安宅コレクション) 写真:六田知弘

 大阪市立東洋陶磁美術館で、特別展「CELADON―東アジアの青磁のきらめき」が開催される。

 青磁とは、微量な鉄分を含んだ釉薬をかけ、高温で焼くことで青緑色に発色させた陶磁器だ。青磁には長いの歴史があり、2世紀の中国で誕生し、その後発展を遂げながら朝鮮半島や日本をはじめ世界各地へと広まった。

 本展では、大阪市立東洋陶磁美術館のコレクションのなかから、中国や韓国の名品を展示するとともに、日本や近現代の青磁作品も紹介。なお、本展とともに同館コレクションの代表的作品を鑑賞できる「特別展示」と「コレクション展」、さらに大阪・関西万博開催記念の企画として「大阪の宝―MOCOの宝20選」に選定された作品も同時に展覧する。