アート・バーゼル・パリ2025、203軒のギャラリーが集結へ。チュイルリー庭園でのパブリック・アート展示も
今年10月に4回目の開催を迎える「アート・バーゼル・パリ」が、開催概要を発表。計203軒のギャラリーが参加し、チュイルリー庭園でのパブリック・アート展示も復活する。

アート・バーゼルが、今年10月に開催される第4回目の「アート・バーゼル・パリ」の詳細および参加ギャラリーを発表した。
今年のフェアは、昨年に続きパリの象徴的なグラン・パレにて開催される。出展ギャラリー数は40の国と地域から203軒にのぼり、うち25軒が初参加となる。
同フェアのディレクターであるクレマン・ドゥレピーヌは、「今回の参加ギャラリーのリストを発表できることを大変誇りに思います。2025年の展示内容は、アート・バーゼル・パリが国際的な文化の舞台において確かな地位を築いていることの証しです」と述べている。

今回の出展ギャラリーの3分の1以上はパリに拠点を置いており、現地の活発なアート・エコシステムを体現している。Mennour、Crèvecœurといった老舗から新進ギャラリーまで幅広く参加。また、展示される作品の多くは、パリに住むあるいは過去に同地で活動したアーティストによるもので、シモーヌ・ファタル、シーラ・ヒックス、ベルトラン・ラヴィエ、ソニア・ドローネー、ナタナエル・エルブランなど、世代を超えた表現者が名を連ねる。